クラシックを楽しみたい!クラシック初心者の方へ捧ぐ曲5選

クラシック

クラッシク音楽と聞くと、堅苦しいイメージを持たれる方が多いかもしれません。音楽だけ聞いてもピンと来ない方もたくさんいらっしゃいます。そんな方達に是非読んで頂きたいのが今回の記事です。

作曲家が何故この曲を作ったのか?当時の時代背景や作曲家が抱えている内に秘めた思い(恋、夫婦生活等)を少しでも知ってもらうことができれば、その曲をよりイメージしやすくなり、クラシックが身近に感じられるようになるに違いありません。

この記事を読んで頂き、是非お気に入りのクラッシク音楽を見付けて頂く端緒となれば幸いです。

 

1. 誰もが聞いたことがある名曲「交響曲第5<運命>

クラッシクの代名詞と言われるのが、ベートーヴェンの「運命」です。

皆さんも耳にしたことがある「ジャジャジャジャーン」というリズムですが、第1楽章だけでも250回以上も繰り返されています。

ここで耳を澄まして聞いて頂きたいのですが、「ジャジャジャジャーン」の前に「うん」という音があることに気付いて頂けるかと思います。この「うん」が、次の「ジャジャジャジャーン」という音を合わせるための最大の緊張を産み出しているのです。

ベートーヴェンが30代で難聴になり聴覚をほとんど失ったというのは有名な話ですが、この曲は難聴が始まった時期に作られた曲と言われております。

「ジャジャジャジャーン」という音は、運命がドアを叩く(音楽家生命の終わりが近付く)ことを表現していると言われます。そんな自身の状況に抗おうとして作られたのが交響曲第5番という曲なのです。

4楽章で構成されるこの曲は、特に第3楽章の暗いハ短調から第4楽章の華麗なハ長調への移り変わりが、暗闇から光の元へ向かうことをイメージされており、難聴という運命に打ち勝った自身の姿を現していると解釈することができます。

 

2. 切迫感ある演奏!シューベルト「魔王」

歌曲、交響曲など幅広いジャンルを手掛けたシューベルト。

やっと名が知れた矢先に31歳の若さで亡くなった悲劇の作曲家です。

そんなシューベルトの代表曲と言えるのがご紹介させて頂く「魔王」です。

歌曲としても演奏されており、そのストーリーは病気の息子が父親に魔王が迎えに来ると怯えながら伝える話です。結果は、魔王が息子を連れさり(息子が亡くなる)という悲劇のストーリーとして上演されております。

この曲は、超絶技巧が無いと弾けないと言われるくらい難しい曲です。

作曲したシューベルト自身ですら、自分自身で曲を弾くことができなかったと言われております。

 

3. モーツァルト最後の作品「レクイエム」

モーツァルト最後の作品で未完の作品として有名です。

彼は8曲目のラクリモーザ(涙の日)初頭の8小節目まで書き上げて生涯を終えました。

その後、複数の人が完成を試みますが、最終的にはモーツァルトの弟子であるジュースマイヤーがこの曲を完成させています。クラシックに詳しい人間が聞くと、曲のイメージが変わるので違いが分かるようです。

 

レクイエムという題名にふさわしいと言えるかは分かりませんが、モーツァルトの作品の中で最も暗い曲として挙げられます。曲の編成も暗くすることにこだわりが感じられるのですが、フルート・オーボエ・クラリネットが入っておらず、その代わりバセットホルンという暗い音色の楽器が入っています。取り入れている楽器からも、できるだけ暗い作品に仕上げようとしていた意図が読み取れます。

モーツァルトが死を賭して作曲した作品として、病と闘いながら苦悩して書き上げられた曲という意識で聞いてもらうと、モーツァルトが伝えたかった想いを感じとれるかもしれません。

 

4. 新世紀への扉を開く曲「浄められた夜」

シェーンベルクの「浄められた夜」は弦楽六重奏曲として作曲されました。

十二音技法というハーモニー(科学的な音の響き)に頼らない方法を編み出して作曲を始めた作曲家として、シェーンベルクは後世に名を残しています。

シェーンベルクは、政治情勢・学問・芸術が大きな変革期を迎える時期に活動した作曲家で、彼自身が求めていた音楽というより、むしろ時代が求めていた音楽を多く手がけたと言える作曲家です。

この曲のストーリーは、二人の男女が想いを告白する形で構成されています。

女性がお腹にいるのは貴方の子では無いと男に告げると共に、後悔と男への愛も伝えます。男は、全てをさらけ出してもらった今、心が洗われて光に包まれている。そしてそれはお腹の子供も同様に光に包まれているのだと言って全てを受け入れる。という情景です。

シューベルクは心情的な物を光・闇に投影して音で表現しています。

聴けば聴くほど、この浄められた夜は貴方の心に浸透していきます。

 

5. 英雄が疾走する姿をイメージできる曲「ポロネーズ第6<英雄>

ショパンのピアノ作品の中で、祖国ポーランドの舞曲をタイトルとするものは「ポロネーズ」と「マズルカ」の二種類があります。ポロネーズは貴族、マズルカは農民の間で伝承されてきました。貴族の間で伝承されていることもあり、堂々とした力強い音楽というのが特徴です。

英雄という曲の由来は、どこから来たのでしょうか?

実は曲につけられる名前(由来)は、作曲者が付けた物というのはあまりありません。

このポロネーズ第6番の<英雄>も誰が名前を付けたのかは分かっておりません。その為、この英雄が誰の事を指すのか?ということも具体的な人物がいるわけではないのです。この曲が奏でるダイナミックで疾走感のある音楽を聴くと数多くの人が「英雄」を想像したことで、このタイトルは必然的に付けられていきました。

少し気分が落ち込んでいる時や、何か迷いを吹っ切りたい時に聞いて頂きたい曲です。

 

6. まとめ

クラシックのお勧め曲をご紹介させて頂きました。きっとご紹介させて頂いた5曲の中には、一度は聴いたことがあるといった曲もあったのではないでしょうか?

是非、曲の意味・作曲者の想い・生き様等を思いながら曲を聴いてみて下さい。今まで何となく聴いていた曲に意味が見出せるようになれば、きっとクラシック音楽に興味を持てるようになっていきます。

 

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