段ボールに防音効果はある?段ボールと防音の関係を調べてみた!

段ボール

昨今、DIYが流行っていますが、お部屋の防音を考える際に段ボールを検討しようとした方は数多くいらっしゃるのではないでしょうか?この記事では、実際に段ボールに防音性能はあるのか?といった点を段ボールの構造等から分析しております。

結論を先に書きますが、段ボールは防音素材としては不向きと言えます。

段ボールを利用したお部屋の防音対策に関して、この記事がお役に立てると幸いです。

 

1. 段ボールの吸音・遮音・防振を考える

吸音

音のエネルギーを吸収して、音を小さくする

遮音

音を跳ね返して、音のエネルギーを下げる。

防振

振動によるエネルギーを減らす。

 防音方法で考えられる一般的なものは、吸音・遮音・防振です。

この章では、防音方法の3つの観点から段ボールとの相互性を検証しております。

 

1-1. 段ボールと吸音の関係性

段ボール断面図

段ボールはライナーという2枚の紙の間に、波形に成形された紙が1枚挟み込まれた3重構造をしています。代表的な吸音の方法に、狭い空間に音を通すことで空気摩擦が生じ音が吸音されるというものがあります。

段ボールの構造を見ると、吸音に優れていると思われる方も多いかもしれませんが、残念ながら高い吸音性能はみられません。同じ厚さの段ボールとスポンジを比較するとスポンジの方が吸音性が高いと言われております。

吸音性が高いとは言えませんが、0ではありませんので少しは役に立つかと思います。

 

1-2. 段ボールと遮音の関係性

段ボールと遮音の関係は、ほとんど無いと言えます。

遮音には、密度・重量・厚みが重要ですが、段ボールを遮蔽物(音を遮音する物)と捉えた場合にどうでしょうか?

先程紹介した段ボールの断面図を見ると密度が無いことは明白ですし、軽い紙でできている段ボールに重量という点も難しいと言わざるを得ないでしょう。

段ボールの構造上から考えると、段ボールを遮音材として遮蔽物を作っても効果が無いということが導き出されます。

 

1-3. 段ボールと防振の関係性

テスト

段ボールの制作過程において、衝撃に対する保護性を評価する2つの試験(自由落下試験・水平衝撃試験)が行われています。この実験からある程度の衝撃に対する段ボールの効果が期待できることが読み取れます。

ただし、ドラム等の打楽器の振動を止めるレベルの性能は段ボールにはありません。

遮音・吸音・防振の中で、もっとも期待できるのは防振というのが、段ボールの構造分析から分かった結論です。

 

2. ドラムの足場に活用できる段ボール

段ボールは防音素材にあまり適さないという結論が前章で導き出されましたが、防振に関する性能と頑丈という側面を利用して、ドラムセットの足場に使用するのが効果的であると考えられます。

色々なドラマーの方が試されておりますが、自動車のタイヤの上にドラムセットを置いて演奏をすると衝撃が和らぐとして知られております。

下記の図のように、タイヤを段ボールで挟み込む形で設置をすると段ボールの効果としてもっとも良い形であると思います。

段ボールとタイヤ

※どうしても段ボールを使いたいといった場合の案です。タイヤと防音マットを組み合わせた方が効果は高いです。

 

3. 段ボールを手に入れる方法

段ボールを使った防音をどうしてもやってみたいと思う方は、どうやって段ボールを取得しようか?という点で悩まれるかと思います。

もちろん、段ボールは商品ですので購入することが可能です。こちらの会社は1枚(1箱)17円と非常にリーズナブルな価格で販売しております。(参照:ダンボールワン

ただ、段ボールは色々な場所で無料で手に入るため、わざわざ購入することをお勧めしません。特に編集部がオススメするのは、ドラッグストアで貰えるダンボールです。ドラッグストアに行くと、下記の写真のような形で段ボールが積まれているのを見たことがある方は多いと思います。

ドラッグストア

なぜ、ドラッグストアの段ボールが良いかと言うと、臭いや汚れが少ないからです。

スーパーで配られる段ボールは、生鮮食品の物が混じっているため臭いや汚れのする物がありますが、ドラッグストアの段ボールにはそういった物がないからです。

店員さんに声を掛けると「どうぞ持って行って下さい」と快諾頂けるので、勝手に持ち去るのではなく一声掛けましょう。

※段ボールは水濡れに弱いため、雨の後に段ボールをもらいに行くのは止めましょう。

 

4. まとめ

段ボールと防音に関して調べた所、効果が0というわけではありません。しかし、他の防音素材がある中で、あえて段ボールを使う必要が無いのではないか?というのが編集部の結論です。

段ボールは厚みがあるため、工作にも手間が掛かります。防音素材を検討されているのでしたら、他の素材をご検討して頂くことをお勧めいたします。

防音素材を検討されている方におすすめの記事はコチラです!(参照:サウンドプルーフ公式ブログ 手軽に買える防音素材で部屋の騒音対策にtry )

 

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