大型犬が飼育できる賃貸マンションの探し方から注意点まで完全網羅!

ペット 飼育 マンション

マンションで大型犬の飼育ができるのだろうか?急な転勤や止むを得ない事情で、引っ越しをしなければならなくなった大型犬を飼われている皆様は疑問に思うのではないでしょうか?

一般的に大型犬をマンションで飼育するには難しいと思われがちですが、その理由を知っている方はあまりおられません。この記事を読んで頂くと、大型犬の飼育が難しい理由を理解することができ、大型犬の飼育ができるマンションを探すことができるようになります。

 

1. マンションで大型犬の飼育が難しい理由

なぜ大型犬の飼育がマンションで難しいのでしょうか。大型犬を飼育することを禁止しているには理由があります。この章では、その理由をご紹介させて頂きます。

 

 

1-1. 犬のしつけによる問題。

躾

日本で犬を飼育している125県のオーナー(母数:2,250人)に行ったデータの中で、「犬のしつけ実態」に関する調査が行われております。最も多かったのは自宅等で自分でしつけを行ったが86.0%となっており、躾教室に通った10.0%、トレーナーに預けた2.8%という数値が出ております。(参照:ウェブ電通報 ペットオーナーの最新実態調査~データ編~)

一方でスイスやドイツといった犬の飼育を徹底している国を見てみると犬の飼育を免許制にしていたり、犬を初めて飼う人は4時間の講習を受ける必要がある(講習で飼育の大変さを知って飼育を諦める人もいる)、飼育開始から1年以内に飼い主と犬は11時間×4回のしつけ訓練及び実技テストを受ける等のしつけに関するルールが厳しく定められています 

日本においてはしつけに関するルールが定まっていないので、大型犬の飼育に関してお断りをするオーナーが多数おります。小型犬なら人への危害という可能性は少ないですが、大型犬となるとマンションの他の住人へと何等かの危害を加えてしまうという恐れもあるため、飼育のハードルが上がってしまいます。小型犬は抱っこをしてエントランスから自分の部屋まで連れていくことができますが、大型犬は抱っこをすることは不可能なため、ペットに理解が無い住人には怖がられるといったケースがあります。

 

1-1-1. 糞尿の悪臭による問題

日本と欧米での飼育環境の違いですが、欧米の場合はペットのトイレは外で行うように躾けられるのが一般的です。反対に日本の場合は室内でトイレをさせるという方法が一般的なのが現状です。ペットを飼っていない方にとっては、ペットの糞尿の臭いというものは耐え難い物であり、換気をしている時に臭いが入ってきた等で不快に感じる方は少なくありません。

犬はかなり長い時間トイレを我慢できますが、完全に外でしかトイレをしないというしつけをしてしまうと長時間のお留守番をさせる時等に、膀胱炎に掛かってしまう恐れがあります。また、長毛種の犬を飼育されている場合、雨でも雪でも外へ連れ出してトイレをさせるというのは現実的に難しいと思われます。

トイレは部屋の中と屋外の両方で出来るようにしつけをすることで、糞尿等による近隣住民とのトラブルを減らすことができるようになります。

 

「トイレのしつけ 方法」

①指定の場所で上手にできたら、大袈裟なリアクションで褒める。

②トイレ場所に失敗をした場合、次回のトイレ時(犬がもよおしてきた時)に犬の手足を軽く払う感じで犬の体を動かし続けます。落ち着いてトイレができない場合、犬は我慢しますので我慢をさせながら正しいトイレ位置に導くという矯正を行います。そして指定の場所でトイレが出来たら大袈裟なリアクションで褒めるという形で①と②を繰り返す方法が適しています。

 

1-1-2. 鳴き声による問題

吠える 

犬の種類

鳴き声の大きさ

ラブラドールレトリバー

92dB

アメリカンコッパースパニエル

92dB

シェパード

91dB

ゴールデンレトリバー

91dB

ビーグル

89dB

ミニチュアダックスフンド

89dB

柴犬

86dB

シェルティ

85dB

ボーダーコリー

84dB

引用:環境省 動物愛護管理法と危害・迷惑問題等との関係

犬の鳴き声に関する苦情もマンションでは起こります。実際に犬の鳴き声の大きさを環境省がデータ化しておりますが、通常のマンションの防音性能では到底防ぐことが出来る数値ではありません(一般的な鉄筋コンクリートマンションでは、100dBの音を出したとすると近隣住戸に5055Bの音が伝わります)。

この鳴き声によるトラブルもマンションでの犬の飼育に大きな影響を及ぼしています。

 

「鳴き声のしつけ 方法」

犬が吠えた時に「コラ!」、「ダメ!」と叱ることも一つの方法ですが効果的とは言えません。人間の怒る声に興奮して余計に吠えるといったこともあるからです。

吠えるのを止めさせる方法としては、犬の気をそらすという方法が一般的です。壁を新聞紙で叩いたり床をスリッパで叩く等して、犬の注意をそちらに向けさせることで吠えることを止めることができます。更に、吠えた際に金属が触れ合う音(銀の灰皿を45枚床に落とすイメージ)を犬は嫌いますので、吠えると嫌な音が聞こえるという認識を犬に持たせることで吠える癖を抑えることができるようになるといった方法もあります。

 

1-2. 管理規約・飼育細則で禁止されている

規約

犬の糞尿、鳴き声等の問題により管理規約でペットの飼育が規制されている場合があります。ペット可の物件の場合でも、小型犬・猫に限るといった形で規制されている場合がほとんどです。

何故、大型犬の飼育が規約で規制されるのか?という点に関して編集部が不動産業者に確認を取った所、大型犬を規制する理由は下記の一覧となりました。

 

大型犬の飼育を規制する理由

1

他の居住者が怖がる。(抱っこして共用部を移動できない等)

2

鳴き声が近隣に漏れる。

3

床やクロスに傷が付き、原状回復の費用が高額になる。

4

過去に作った規約を変更できない。

 

やはり飼育禁止の理由の中でも大きな要素は、他の入居者に迷惑をかける(迷惑をかける恐れがある)という点です。マンションは戸建と違い廊下等の共用部があり、住戸も隣接しているため、こういった結果が出ているのではないでしょうか。

また、4位の過去に作った規約を変更できないという点も現実的な問題です。動物嫌いな人が入居していた場合、途中から規約を変更してペット飼育ができるようにしてしまうと間違いなくトラブルとなります。規約を途中から変更するということが容易に行えないことも、大型犬の飼育規制の一因となっています。

 

2. 物件の探し方

実際に引っ越しを検討される際、皆さんはどうやって物件を探されますか?この章では不動産の探し方に関してお勧めの方法を紹介させて頂きます。

 

2-1. 不動産業者に相談に行く前に自分で調べた方が良い理由

調べる

皆さんが家を探す際に訪れる街の不動産屋の仕組みを簡潔に説明すると、自社管理物件というオーナーから預かっているお部屋を中心に紹介されます。空室が続くとオーナーから管理を外されることもありますので、まずは自分達が管理をしている物件を中心に紹介される為、条件と合わない物件(希望の最寄駅が違う等)しか空いていないといった接客を受ける恐れがあります。

また、不動産業者は良い物件を囲い込み(他社に紹介をさせない)という手法を取っているケースがよく見られます。ネットで良い情報を事前に見付けて、街の不動産屋に行っても紹介ができないと断られるケースがあります。(もっとも不動産屋は、せっかく来店した顧客を逃すまいと、希望している物件に類似した物件を紹介してくることがほとんどです。)こういった事態を防ぐ為、良い物件を見付けたら「○○マンション 紹介 不動産業者」といった形で検索を行い、確実に取り扱っている業者へ連絡をすることが大切です。
※可能であるならば、来店をする前に電話で物件の確認ができると更に良いです。

 

2-2. ペット可物件を揃えたサイト「ペットホームウェブ」

参照:ペットホームウェブ

不動産ポータルサイト「at home」と連動しているコチラのサイトでは、エリアは勿論のこと飼いたいペットの種類(大型犬、中型犬等)から選択をして検索ができるので、簡単に検索を行うことができます。

2-3. 防音マンション・楽器可マンションで検索をする。

最近、音楽の演奏ができるマンションが増えてきています。音楽を演奏できる=遮音性能が高いということが言えますので、大型犬の鳴き声も防ぐことができ、大型犬飼育がOKとなっている物件があります。

また、グランドピアノ等の楽器を設置しても床に傷が付かないように、耐傷性フローリングという傷が付きにくいフローリングを使用している物件もあり、大型犬の大きな爪等での引っ掻き傷ができる心配を減らせます。

 

3. 物件で見るべきポイント

色々と物件を調べて頂く中で、気になる物件がいくつか見つかった時、更に大型犬の飼育に適している物件を見分けるポイントをこの章ではご説明させて頂きます。

 

3-1. ペット足洗い場は、大型犬飼育には不要?

 

ペット足洗い場

物件のエントランス前に、ペットの足洗い場が付いている物件があります。散歩から帰って来たときに便利かと思いがちですが、大型犬飼育の場合には必ずしもプラスにはなりません。小型犬や中型犬といった場合には、足を洗って抱っこしてお部屋の中に連れていくことが可能ですが、大型犬を抱っこしてお部屋まで連れて行くことは至難の技です。

部屋の中まで抱っこして連れて行くことができないと、共用廊下等を歩くことにより足に汚れが付いてしまうため、結局お部屋に戻ってから足を再度洗わなくてはなりません 

※ペット足洗い場のトラブルとして、ペットの全身を洗って毛が詰まってしまったというトラブルが挙げられます。あくまで、足を洗うための場所なので、それ以外の箇所に関しては洗わないようにしましょう。

 

3-2. エレベーターに安心して乗れる!?「ペットボタン付きエレベーター」

大型犬の飼育が認められている物件でも、大型犬を飼育されていない方も住まれているケースがほとんどです。ペット飼育者もそうでない方も安心してエレベーターに乗ることができる仕組みが、ペットボタン付エレベーターです。

大型犬と一緒にエレベーターに乗った際、階数ボタンを押す前にペットボタンを押します。そうすると他の階にあるエレベーター前にはペットという表示がされます。ペットが乗っていることを事前に知らせることができますので、一緒に乗りあわせたくない人は少し待ってから乗ることが可能です。また、エレベーター会社によってはペットボタンを押すと他の階を素通りするという機能が付いた商品もあります。

 

3-3. コンロにロック機能は付いているか?

画像引用:サンリフレプラザ

キッチンで重要なのが火元のコンロにロック機能が付いているかどうかという点です。小型犬では届かないキッチンの高さでも、大型犬なら簡単に届いてしまいます。火事は勿論のこと、飼育されているペットの火傷等の危険性がありますので、コンロにロックが掛かるかどうかのチェックはしておきましょう。

もし、コンロにロックが掛からない場合、犬が嫌いな柑橘類のスプレーをキッチンに撒いておけば近寄るのを防ぐことができます。
※完全な対策ではありませんので、気になる方はロックが掛かるキッチンの物件を探された方が安全です。

 

4. 大型犬の飼育ができるマンションの紹介

犬の鳴き声を防ぐレベルの防音性能、傷が付きにくい耐傷性フローリング、足洗い場やペットボタン付きエレベーター等の設備を備えている大型犬飼育が可能なマンション「サウンドプルーフ」の紹介です。

 

「サウンドプルーフ中目黒」

引用:soundproof

平成28325日竣工

東急東横線「中目黒」駅 徒歩6分

1Kタイプは小型/中型犬1匹または猫1匹迄。1LDKタイプは小型/中型犬2匹または猫2匹迄または大型犬1匹飼育可能。

設備:耐傷性フローリング、ペット足洗い場、玄関前リードフック、ペットボタン付エレベーター、二重防音構造

お勧めポイント
代官山徒歩10分圏内でお洒落なドックカフェ等がたくさんあるエリアです。目黒川のお散歩ついでにお洒落なカフェにペットと立ち寄ることができます。

 

「サウンドプルーフpro目黒祐天寺」

引用:soundproof

平成30313日竣工

東急東横線「祐天寺」駅 徒歩12

1Kタイプは小型/中型犬1匹または猫1匹迄。1LDKタイプは小型/中型犬2匹または猫2匹迄または大型犬1匹飼育可能。

設備:耐傷性フローリング、玄関前リードフック、三重防音構造

お勧めポイント
3重構造のお部屋の防音性能は抜群!振動にも強い物件ですので、お部屋の中での大型犬とのボール遊び等も楽しめます。

 

「サウンドプルーフ都立大学」

引用:soundproof

平成30年3月5日竣工

東急東横線「都立大学」駅 徒歩7分

1Kタイプは小型/中型犬1匹または猫1匹迄。1LDKタイプは小型/中型犬2匹または猫2匹迄または大型犬1匹飼育可能。

設備:耐傷性フローリング、ペット足洗い場、玄関前リードフック、ペットボタン付エレベーター、二重防音構造

物件お勧めポイント
近隣の駒沢公園にドックランがあり、ペットにとって良い環境が整っています。動物病院等も充実している街ですので、安心してペットと暮らすことが可能です。

 

5. まとめ

大型犬を飼育できる賃貸マンションの数は少ないですが、根気よく探して頂ければきっと見つけて頂くことは可能です。本当に飼育ができるのかという点に関しては、念入りに不動産業者に確認をして頂くことが大切です。

大型犬飼育可物件でも、いざ入居してみると鳴き声の問題等で近隣の住戸からクレームを出されて、引っ越しを余儀なくされたという話も聞きます。賃貸マンションンの契約を行う前に、設備の確認もしっかり行うことが重要です。

 

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